本日家に帰ると、母から思いもよらない言葉が。
『おばあちゃん、三ヶ島の家売っちゃうんだって』
絶句。
三ヶ島というのは、僕が高校三年生までいたところです。
当時おばあちゃんと一緒に暮らしていたものの、大人の事情で、現在の入曽に引っ越してしまったのです。
もう本当に田舎って感じの町で、畑と林が一面に広がり、蚊の繁殖率が半端なく、何より、とても空が広かったのを覚えています。
あー、なくなっちまうのか・・・。
友達と一緒に自転車で駆け下りたでこぼこ坂道とか
神社の中で汗だくになってやったかくれんぼとか
近所の森でのサバげーや、庭での野球ごっこ
そういった全部の思い出が詰まったあの家。
だめだな、感傷的になってしまうな。
つらいけど、決まってしまったことは仕方ないですよね。
思い出にそっと蓋をして、じっと我慢。
さようなら、僕の思い出
なーんて、黙っていられるもんですか。
冗談じゃないよ、そう簡単に売られてたまるかい。
ということで、ばっちゃに直談判してきます、明日か、あさって。
で、おそらくこの直談判が成功した場合の僕の住まいは
そう遠くない未来に三ヶ島になってると思います。
路線は池袋線狭山ヶ丘。
田舎独特の近所づきあいの気持ち悪さはあるけれど、すごくいい町なんで。
んじゃ、気合入れて、いってきますか。
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